最近本を読んでない。

本っつっても哲学書、理論書とかを読み始めたのが高校2年生のときで、その時付き合っていたひとが軽々と純粋理性批判を読破して引用できちゃうスペックの高い帰国子女だった。読まないひと嫌いなんだろうなと思って読み始めた。気持ち悪い。

考えないひと嫌いだから、と言って小林秀雄の「考えるヒント」をプレゼント(?)されてフラれたから、それから本の虫みたいに、一語一句意味を調べて、この著者なにが言いたいんだろうな~って考えながら読むようになってしまって、もう著者になっちゃう、憑依されちゃうような日々が続き、辛かった。で、私は?みたいな。

そこで初めて分かった。たぶん、その子が欲してたのは読んだり考えることじゃなくて、自分のことをうまく言葉にできるか、とか、単純にうざくならないことでは。だから、本の虫、憑依、になってるようじゃいけない。(ちなみにその子とは一切連絡を取れないようになった。)

それで大学に入ってからほとんど読まなくなった。

でももう卒業が近くて、書かなきゃいけない、引用しなきゃいけないし、なんとか自分の言葉だって信用できるレベルを保ちながら、書く、みたいなことをしたくて、このブログを始めた。本も読まなくちゃいけないっぽい。紙の活字を見ると吐きそうになるのに。

読むひとなんていないと思うけど。面倒くさいな。うざい。自意識に辟易する。

いいこちゃん

地方であった仕事で仲良くなったひと(共通の友人がいる)と恋仲になって、恋仲ではないと一方的に言われ、しかし恋仲がやる一連のことをし、恋仲は破綻した。

その人は箱入り娘でいいこちゃん(以下いいこちゃん)で、その共通の友人Aくんといいこちゃんが昔恋仲だったときに交わした会話「もう恋人できねぇわ」を見せかけだけでも忠実に守りたかった様子で、結局僕の好意が割といい様に使われたような感じですごくイライラしている。Aくんに関する愚痴というかぼやきはかなり聞いた。

なんでイライラしてるのか??最初からその辺の相手の事情をリスケしとくべきなんだろうか、でもいいこちゃんはいいこちゃんだから始めに言ってくれない。うまくオブラートに包んで、僕が話したクソ重い事情を引っ張ってきて「受け入れられる気がしない、申し訳ない」みたいな感じにかわす。
セフレ…って言ってくれた方が楽だったとすら思う。セフレっていいな。セフレ羨ましい。

僕は大学2年生のときに童貞を卒業してしまって、しかもその時付き合ってたひとの貞操概念がガバだったので、こう面白い感じに?、こじらしている。なにが面倒くさいって自意識が一番面倒くさい。

いいこちゃんに対して、一時期は(これが…無償の愛か…)とかかっこつけて、相手の事情を0から考えてできるだけ軽い感じに振る舞っていたけど、すると、僕がいいこちゃんの誕生日に用意した諸々から、僕の存在だけまるっと漂白してインスタにされた。キモい拗らせ男はインスタ映えしないっぽい…
かと思いきや、他全ての男が用意した誕生日は全てその男たちの存在ごとインスタ映えしていた。うん…わかる。(わかんねぇよ)

気を使わなければならないのがもう沢山になった。すり減った。すり減りまくった。ちなみに金もすり減った。勘弁してください。僕のツイートにいいねしないでください。